北日本の日本海側で大荒れの天気となる中、成人の日を含む10日からの3連休は10年に一度レベルの大雪をもたらす冬の嵐となる恐れがあり、関東でも雪が積もる可能性が出てきました。
6日、青森・酸ヶ湯で今シーズン全国で初めて積雪が3メートルを超えました。
日本有数の豪雪地帯に向かう道中、道路には雪が積もり対向車線は見えず、木々にも雪が積もり一面の雪景色となっていました。
積雪が1m53cmを観測した12月と比較すると、積雪が倍以上になっていることが分かります。
今シーズン3メートルの積雪を超えた酸ヶ湯では雪が降りしきる中、車両や人力による除雪作業が行われています。
この雪景色に兵庫県から来た観光客からは、「雪降ったところ初めてなんで最高にうれしいです。(Q.酸ヶ湯3メートルを記録)え~すご」という声が聞かれました。
大雪に見舞われた影響により、雪に埋もれた車はサイドミラーなどの一部分のみが、かろうじて確認できる状況となっていました。
5日、酸ヶ湯に来たという観光客からは「(Q.きのうの時点で雪は?)こんなにはなかったです。一晩で車が埋まりましたね」という声が聞かれました。
その後、雪に埋もれていた車を前後に動かし、何とか脱出することができました。
6日午後4時には積雪が3m13cmを観測。
命綱を付け屋根の雪下ろしをしますが、映像からは人の背丈を超える雪が積もっていることが見て取れます。
豪雪地帯ならではの光景に観光客も思わず写真撮影する様子が。
日中も氷点下10度台と、いてつく寒さで巨大なつららができていました。
6日は大雪に加え、強い風による吹雪も各地で発生。
午前9時ごろの山形・鶴岡市では吹雪の中、雪かきをする住民の姿があり、車もヘッドライトをつけ走行していました。
市内では、ホワイトアウトも発生していました。
新潟・柏崎市では、海から吹く冷たい風とともに雪が舞い上がる様子が。
胎内市でも激しい雪で視界が白くかすみます。
岩手・滝沢市では、屋根に積もった雪が風で舞い散る様子も。
秋田・仙北市では、木に積もった大量の雪が風の影響で歩道に降り注いでいました。
そして、冷え込みも強まりました。
氷点下20.8度まで冷え込んだ北海道・北見市では、煙突から白い煙が立ち上っていました。
朝日に照らされた川からは湯気が立つように霧が発生。
冷たい空気と水面との温度差によって“気嵐”(けあらし)が発生しました。
また、空気中の水分が凍るダイヤモンドダストも出現し、凍てつく寒さとなりました。
北海道・陸別町では氷点下27.5度と今シーズン一番の寒さを観測しました。
東北地方も冷え込む朝となりました。
福島市の最低気温は氷点下1度で、大粒の雪が降り出すなど冷え切った中での通勤・通学となりました。
中学3年生:
今日は手袋も持ってきてます。中3で受験生なので、インフルエンザとか風邪にはマスクとか着けて対策しています。
東京から仕事で来た人:
寒いですねこっちは。まだ向こうは雪降ってないし。
岩手・盛岡市は氷点下3.6度まで冷え込みました。
冷え切った寒空の中、多くの人でにぎわいを見せていたのが、盛岡市民の台所として親しまれている盛岡神子田朝市の初売りです。
初売りの目玉、福袋は1000円~3000円まであり、野菜や果物、食事券などが入っていて、用意された30個は約10分で完売となりました。
福袋を購入した人からは、「すごいいっぱい入っててうれしいです。ゴボウとかニンジンとか結構種類入ってますね」という声が聞かれました。
また、人気だったのがリンゴの詰め放題で、皆さん、袋がパンパンになるまでリンゴを詰めていました。
中には、詰めすぎてリンゴを落としてしまう場面も。
詰め放題をした人からは「お得に買えてよかったなと思います」という声が聞かれました。
さらに、冷え切った体を温めるサービスも。
時折、雪が降る中開かれた神子田朝市では、訪れた人に温かい甘酒が振る舞われました。
一方、この週末も荒れた天気となる見通しがあり、成人の日を含む3連休は冬の嵐が直撃する恐れとなる予想です。
2013年には東京都心で8cm、神奈川・横浜市で13cmの積雪となった成人の日。
晴れ着姿の新成人が雪道を気にして歩く様子や、吹雪のなか会場へ向かう様子が見られました。
2026年の成人の日は、全国的に10年に一度レベルの大雪となる恐れが出ています。
関東でも雪が降り、積もる可能性もあることから最新の情報に注意が必要です。