6日朝、鳥取県と島根県で震度5強を観測した地震。その影響は関西にも及び、大阪でも長周期地震動も観測されました。

この地震で関西でも震度1から3を観測し大阪管区気象台が会見を開きました。

【大阪管区気象台・田利信二朗さん】「鳥取県西部で長周期地震動階級4を観測した。高いビルにいらっしゃる方でこういう強い揺れを感じた方もいらっしゃると思う」

長周期地震動とは、地震で生じる長くゆっくりとした揺れのことで、地震発生場所から数百キロ離れた場所でも確認されることがあります。

短い周期の揺れでは低い建物が激しく揺れるのに対し長い周期の揺れでは、高い建物が大きく揺れ、なかなかおさまりません。

2011年に起きた東日本大震災では震源からおよそ700キロ離れた大阪市住之江区にある大阪府の咲洲庁舎に天井が損傷するなどの被害が確認されました。

■あべのハルカスで エレベーターが2時間40分間停止

今回、鳥取では長周期地震動では最も大きな階級4を観測し、大阪北部や徳島北部などでも「多くの人が揺れを感じる」階級1を観測。

高さおよそ300メートルのあべのハルカスでは安全装置が揺れを感知してエレベーター2基が停止。安全確認を経ておよそ2時間40分後に運転が再開されました。

【あべのハルカスの展望台にいた女性】「横にちょっと揺れてる感じだったかなと思います。ほんとに“ゆらーり”“ゆらーり”と」

【あべのハルカス29階にいた女性】「揺れるという感じではなく、“ふわーっ”と」
(Q気持ち悪い感じ?)「そうですね。めまいの感覚」

■専門家 大阪や徳島では引き続き注意が必要

震源から離れていても観測される長周期の揺れ。専門家は、今回観測された大阪や徳島では引き続き注意が必要だと話します。

【京都大学防災研究所地震災害研究センター・西村卓也教授】「長周期の揺れはあまり地面の中のいろんな構造によって影響を受けずに遠くまで伝わりやすいっていので、比較的、(震源地から)遠い所でも大きな揺れになる。家の中は、家具とかが移動したりするのが一番怖いですから、しっかり固定するとか、寝る場所を気をつけるということで対策を立てて欲しい」

(関西テレビ「newsランナー」2026年1月6日放送)

関西テレビ
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