真冬に花を咲かせる啓翁桜の出荷が富山市山田地区でピークを迎えています。
山形生まれの啓翁桜は全国で山形と富山の2カ所でのみ栽培されています。
出荷は去年末から始まっていて、きょうも生産組合や地域おこし協力隊の人たちが枝を切りそろえたり箱詰めしたりと、出荷の作業に追われていました。
啓翁桜は、山から収穫してきた枝を8℃以下で800時間置いて冬眠状態にした後、温室に入れたり40℃のお湯に浸けたりして目覚めさせ、冬に咲くようにしたものです。
去年の夏の猛暑と雨不足の影響で枝枯れがあり、収穫量が減ったほか、燃料費の高騰などから1束50円の値上げに踏み切りましたが、ひと足早く春を感じられると贈答用として人気ということです。
※山田村花木生産組合 菅田真一副組合長
「花を見てにっこり笑って心も和やかになってもらって春が近いなと感じてもらえたらいい。きょうは雪景色でちょっと辛いけど、花は元気に咲いているのでぜひ楽しんでもらいたい」
出荷は来月初めまで続き、去年より5000本少ない6万5000本が県内外に出荷される予定です。