名古屋の熱田神宮で30日、来年の五穀豊穣などを願い、大鏡餅が奉納されました。
大鏡餅は直径およそ1.5メートル、重さは450キロあります。大鏡餅の奉納は県内の農家らで作る「豊年講」による年末恒例の行事で、来年の五穀豊穣と無病息災を祈願します。
およそ300人が白い法被姿でおよそ200メートル境内を練り歩いたあと、大鏡餅3つを拝殿に奉納しました。
大鏡餅は、新年1月9日の鏡開きで参拝者らに振る舞われます。
熱田神宮では、正月三が日でおよそ220万人の参拝客を見込んでいて、周辺道路の混雑を避けるため、大晦日から1月18日まで境内の駐車場を閉鎖し、公共交通機関の利用を呼びかけています。