29日夜、奈良県の県営住宅で火事があり、1人が死亡、2人が煙を吸って病院に搬送されました。
29日午後7時半ごろ、奈良市東九条町にある5階建ての県営住宅から煙が出ていると、近隣住民から消防に通報がありました。
この火事で県営住宅の一室約40平方メートルが全焼し、火は約5時間半後に消し止められました。
警察によると、火元とみられる1階の部屋から男性の遺体が見つかっていて、近くに住む90代の女性と70代の男性が煙を吸って病院に運ばれました。
2人は意識があるということです。
警察は1階の部屋に住む男性（70代）と連絡が取れていないことから、遺体がこの男性であるとみて身元の確認を進めるとともに、火事の原因を詳しく調べています。
