静岡県掛川市で29日、東海道線の線路脇でクマの死骸が見つかりました。掛川市や菊川市ではクマの目撃が相次いでいて、同じ個体だと考えられるということです。
29日午前8時45分頃JR東海掛川保線支区から掛川市に「線路脇にクマと思われる死骸がある」と連絡がありました。
掛川市の職員や警察官、それに地元の猟友会のメンバーなどが確認したところ、死んでいたのは体長115cmのオスのクマでした。
外傷がひどく列車に接触した可能性が高いということです。死骸はその後業者が回収しています。
掛川市や菊川市ではクマの目撃情報が相次いでいて、掛川市によりますと本来は生息域でないことなどからこれまでに目撃されていたクマと同じ個体だと考えられるということです。