石川県の能登半島地震の発生から2年が経つのを前に、岩手県から能登の被災地へ応援メッセージを届けようと盛岡市内で学生団体が呼びかけを行っています。

呼びかけをしているのは県内の高校生や大学生でつくる「学生団体FCAI(エフシーアイ)」のメンバーです。

この団体は、能登半島地震の3日後に被災地を支援しようと設立されました。
県内で能登の被災者への応援メッセージを募り、現地に届ける活動を継続して行っています。

12月26日からは盛岡市のイオンモール盛岡南でメッセージを募っていて、買い物に訪れた人たちは足を止めて能登への思いをつづっていました。

盛岡市民からは「助けたい気持ちがいっぱいあるが、(能登へ)行けない。感心します。若い人たちに力になってもらわないと」などの声が聞かれました。

学生団体FCAI代表
「能登半島に向けて今必要なのは、復興するための希望や生きる希望だと思うので、能登への思いを届けることによって支援を続けていきたい」

メッセージは2026年1月1日の元日までイオンモール盛岡南で募っていて、2026年2月下旬に能登の仮設住宅に学生たちが届けるということです。

岩手めんこいテレビ
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