北海道小樽市の朝里川温泉スキー場付近で12月28日、5歳の男の子がエスカレーターに挟まれる事故があった。
男の子は意識がない状態で搬送されたが、病院で死亡が確認された。
28日午前10時ごろ、「スキー場のエスカレーターに子どもが挟まれました」と子どもの母親から消防に通報があった。
警察などによると、通報から約40分後に救助されたが、男の子は意識と呼吸がない状態で病院に搬送された。
その後、搬送先の札幌市内の病院で死亡が確認された。
警察によると、死亡したのは札幌市東区に住む後藤飛向(ひなた)ちゃん(5)。
現場は屋外の駐車場からゲレンデに上るエスカレーターだった。
降り口付近で飛向ちゃんが転倒し、右腕がベルトコンベヤーに巻き込まれたとみられている。
警察が詳しい事故の状況や原因を調べている。