ベビー用品販売会社の「アンバサダー」を募集するメッセージをきっかけに、松江市の30代の女性が、会社の商品を紹介する動画投稿によるうその報酬話を信じ、現金12万円をだまし取られる特殊詐欺の被害にあったことが12月26日に分かりました。
特殊詐欺の被害にあったのは松江市に住む３０代の女性です。
松江警察署によると女性は、11月23日にインスタグラムに実在するベビー用品販売会社のアンバサダーを募集するメッセージが届き、興味を持ちました。
メッセージに添付されていたURLにアクセスし、相手とやり取りすると、その会社の製品を使った動画を投稿すれば報酬がもらえるとの仕事を紹介されたということです。
女性はその後、6回の投稿で12万円がもらえるという仕事をすることにしましたが、仕事の報酬を受け取るために登録した口座がトラブルにあったと言われ、それを解決するには12万円を振り込む必要があるとの言葉を信じ、振り込んだとしています。
振り込んだ12万円は、仕事の報酬と併せて返金されると説明されましたが、その後もさらなる送金を迫られたことから警察に相談し、詐欺被害にあったことがわかりました。
警察は、SNSで知り合い、会ったことのない人からの儲け話は詐欺の可能性が高いとして注意を呼びかけています。
