年末、ようやくともいえる寒波!
鳥取や松江など平地でも今シーズン初めての積雪。
帰省ラッシュを迎える中、交通機関にも影響が出ました。
12月26日朝の鳥取市はは、未明からの雪で市街地も雪化粧。
昨夜から冬型の気圧配置が強まり、上空に寒気が流れ込んだためで、午前9時の時点で鳥取と倉吉で積雪6センチを記録。
米子や松江など平地でも今シーズン初めて雪が積もりました。
市民:
「足元が危なくなるので気を付けて歩いています。」
「めっちゃ寒いです。雪かきが大変だなと思います。」
強風を伴って時折、強まった雪の影響は交通機関にも…。
「きょう北九州のほうまで帰る予定だった。きょうのやくもで帰ろうとしたんですけど、やくもが運休になっちゃって、払い出しと払い戻されたもので別のものを買った。」
JRでは、やくも、スーパーはくとなど山陰と山陽・関西を結ぶ特急列車が運転を取り止め、帰省や観光の足に影響が出ました。
松江駅では。
「おばあちゃんの家に一緒に行きます。(代替を)まだ考えていなくて、電話で(おばあちゃんに)きょう行けませんと伝えた。」
切符の変更や払い戻しをする人などで混雑しました。
一方、空の便は、出雲・米子を発着する東京便など合わせて18便が欠航しました。
また、高速道路では米子道は米子ICと岡山県の落合JCTの間が26日朝から全面通行止めとなっています。
これに合わせて、鳥取県は並行する国道180号線、181号線などの県境を含む3つの区間を通行止めとしました。
大雪による大規模な立往生を防ぐため、鳥取県が今シーズンから始めた「予防的措置」で山陽から山陰へ向かう車に鳥取道や松江道などを経由し、広域迂回するよう呼びかけています。
この影響で、関西・山陽方面とを結ぶ高速バスの運休が相次ぎました。
このほか、鳥取県東部では鳥取道で車3台が絡む事故が発生し、智頭ICと兵庫県の佐用JCTの間が通行止めとなったほか、若桜町の国道29号線や智頭町の国道373号線も通行止めとなりました。
強い寒気のピークは過ぎつつありますが、山陰地方は山沿いを中心に今夜遅くまで、大雪に注意が必要です。