今年も残すところあと5日。富山県高岡市の射水神社では雪が舞う中1年の汚れを落とすすす払いの神事が行われました。

射水神社で行われた煤拂祭(すすはらえさい)。

本殿で宮司が祝詞を奏上し、巫女が「末広の舞」を奉納しました。

その後、神職や巫女など10人が長さ4メートルの忌竹や忌笹を手に本殿や鳥居についた埃を丁寧に取り除いていました。

この煤拂祭は11年前に発見された祭日表に基づいて復活した行事で、訪れた参拝客も足を止めて雪の降る中行われたすす払いの神事に見入っていました。

*射水神社 炭谷淳宮司
「(来年は)丙午で飛躍の年になるように穏やかな年になるように、日本の平安、世界の平和を願っている」

射水神社では今年、遷座150年を記念して神様の乗り物にあたる「御鳳輦」と、それを収蔵する「鳳凰殿」を新しくしていて、願い事を祈り、より良い1年にしてほしいと話しています。

正月三が日の初詣客は17万人を見込んでいるということです。

ペットを連れて参拝できる神社としても知られていて、肉球の形をした 肉球守りが人気だそうです。

富山テレビ
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