今年一番の寒気の影響で平地でも雪が積もりましたね。

山間部を中心に大雪となり、現在も県東部と富山市と砺波市、南砺市の10の市と町に大雪警報が出されています。(午後8時前に解除)

この後夜遅くまで大雪に警戒してください。

*リポート
「先ほど大雪警報が出た富山市八尾です。雪の降り方が強まって数時間でこれだけ積もりました。まとまりやすく湿った」

県内は昼過ぎから各地で雪が強まりました。

富山市八尾では20センチの積雪を観測し、今シーズン初めて雪かきに追われました。

「けさは雪はなかったけど、一気に昼にこれだけ降った」
「(今シーズン)初めて。やっぱり量があって重たい」

一方、富山市内では雪だるま作りやソリで遊ぶ子どもたちの姿がみられました。

「犬のお散歩と雪遊び」
「ちょっと寒い」

午後5時時点の各地の積雪は富山市猪谷で36センチ、富山市で7センチ、高岡市伏木で2センチ、砺波市で6センチなどとまとまった雪となりました。

大雪による影響です。

富山市片掛の国道41号で、午後3時ごろ、車の衝突事故があり、4人がけがをしました。

この事故により、国道41号はおよそ2時間にわたって通行止めとなり、現在は片側交互通行となっています。

警察はスリップ事故の可能性があるとみています。

県警のまとめによりますと、26日の午後4時までに県内で起きたスリップ事故は31件で、7人がけがをしています。

また、富山地方鉄道は立山線の有峰口と立山駅の間で午後3時前に雪による倒木が見つかり、運転を見合わせています。

26日中の復旧を目指して作業中で、現在、バスによる振替輸送を行っています。

北陸新幹線は日中、一部の列車に遅れが出たものの、現在はほぼ通常通りの運行です。

空の便は、富山‐羽田便の上下線で最大40分程度の遅れが出ていて、この後の便も天候を確認中です。

27日は、今のところ通常通りの運航を予定しているということです。

この後の県内は次第に冬型の気圧配置が緩み27日朝にかけて雪は弱まる見込みです。

27日午後6時までに予想される24時間降雪量はいずれも多いところで平地で10センチ山間部で20センチとなっています。

気象台は10の市と町に大雪警報を発表していて、夜のはじめ頃にかけて大雪による交通障害に注意・警戒するよう呼びかけています。

富山テレビ
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