松江市内を観光地を巡るループバス「松江レイクライン」のもっとも古い車両が、2026年2月に引退することになりました。
導入から30年、レトロな外観の初代の車両が姿を消します。
松江市・上定市長:
現在4両が運行しております。そのうちの1両、1836号が今回、引退することになった。
運行を終了するのは、松江市が運行する観光ループバス「ぐるっと松江レイクライン」の最も古い車両1836号です。
レイクラインが運行を始めた翌年の1996年に導入された車両で、初代のレトロな外観デザインが特徴です。
導入から30年、老朽化が進み、2026年2月に引退することになりました。
松江城や塩見縄手、宍道湖など水の都、城下町松江の街を巡ってきたレイクライン、松江市内を周遊するだけでなく、時には米子市に出張、貸し切りバスとして子どもたちを乗せたことも。
車内アナウンス(声・佐野史郎さん):
ようこそ、松江にお越しくださいました。私は、この松江市出身の俳優で、佐野史郎と申します。
また、松江市出身の俳優・佐野史郎さんの声で車内アナウンスがが流れたこともありました。
年末には園児たちがクリスマスの飾り付け。
観光客だけでなく、市民にも親しまれてきた車両です。
市の交通局は2026年2月に記念ツアーを企画していて、1836号との思い出作りの機会を設けることにしています。