宮内庁の長官に新たに就任した黒田 武一郎 氏が25日会見を開き、抱負を語りました。
黒田 長官は兵庫県出身の65歳で、1982年に自治省、現在の総務省に入省。
熊本県の副知事や消防庁長官、総務事務次官などを歴任し、24日付で宮内庁長官に就任しました。
【宮内庁 黒田 武一郎長官】
「(皇室の御活動をお支えするという)極めて責任の重い仕事に就き、微力ですが努力を尽くして参りたいと思います」
就任にあたっての会見で、黒田長官は皇室の方々の適切な活動量や健康を課題として挙げたほか、安定的な皇位継承や皇族数の減少について「非常に待ったなしと言われる状態。早急に議論を進めていただきたい」との認識を示しました。