きょう25日は、クリスマス。世界各地でサンタが大集結した。
アメリカ・フロリダ州で恒例の「サンタサーファー」イベントが開催され、海に飛び込む姿やソリ付きボードで賑わった。国際宇宙ステーションからは、宇宙飛行士の油井亀美也さんが、地球に向けてメッセージを発信した。
一方、バチカンでは教皇レオ14世が就任後、初めてクリスマスイブのミサに参加した。
サーファーや宇宙から!各地でサンタ大集結
真冬のビーチを埋め尽くす人!人!人!
ここに集まっていたのが…サンタ姿のサーファーたち。

これは、毎年クリスマスイブにアメリカ南部・フロリダ州で行われているイベント。
今年はヘリから海に飛び込む人や、ソリをのせたサーフボードまで登場し、大勢の人で盛り上がっていた。

一方、ペルーの首都リマでは、陽気なパレードでクリスマスイブをお祝い。

サンタなどのコスプレをしているのは、なんと警察官!
ペルーの警察がパレードの主催をしていて、25年近く続いているそうだ。

宇宙でクリスマスを迎えた、日本人宇宙飛行士の油井亀美也(ゆいきみや)さんは、こんなメッセージを地球に向けて発信。

宇宙飛行士・油井亀美也さん:
年末年始は日本人にとっても重要です。年末年始を祝うために、他のクルーに日本食を提供するつもりです。楽しみにしていてください。
「メリークリスマス!良い年をお迎えください!」
“移民”への思いも…教皇レオ14世は就任後初イブのミサに
さらに、カトリックの総本山、バチカン市国では、教皇レオ14世が、就任後初めてのクリスマスイブのミサに参加。

アメリカのトランプ大統領が、不法移民の取り締まりを強化していることを批判してきたレオ14世。前の教皇の言葉を引用する形で、移民などへの配慮について言及したという。

そのトランプ大統領は、サンタクロースを追跡するアメリカ軍などの「作戦センター」に連絡してきた、子どもたちからの電話に対応。
その中で、こんな発言も…。

トランプ大統領:
私たちは世界中でサンタを追跡している。悪いサンタが我が国に入り込んでいないか確認したい。
不法移民を揶揄するかのような発言を、子どもにしていた。

アメリカ軍などが追跡しているサンタは、午後4時半現在、アメリカ西部を移動している。
(「イット!」12月25日放送より)
