プレスリリース配信元:一般社団法人7つの習慣アカデミー協会
回答者の88.3%が経営者・管理職層。44項目に細分化した実態調査レポート
書籍販売部数世界5,000万部(日本:270万部)突破の『7つの習慣』を個人向けに、リーダーシッププログラムを提供している一般社団法人7つの習慣アカデミー協会(代表理事:斎東亮完)は、
創立10周年を記念して実施した
「40~60代受講生118名の仕事・配偶者・家族・人生における幸福度 Before/After調査」
および
「講座修了後も継続的に『7つの習慣』を実践している受講生5名への深層インタビュー」
の結果を発表しました。
調査では、40~60代の受講生のうち、
90%以上が「生きやすくなった」「以前より前向きに感じている」と回答しました。
また、家族関係、仕事の影響力、感情の安定、人生目的の明確化など
44項目すべてにおいて、
自己評価スコアが平均2~3点(10点満点)向上していることが確認されました。
■ 調査概要
調査対象:
2015年~2025年に、一般社団法人7つの習慣アカデミー協会が主催する講座を受講した
40代~60代の男女
調査人数:118名
調査方法:オンラインアンケート調査および10周年記念パーティー会場でのアンケート調査
調査期間:2025年11月
調査内容:
家族・パートナー関係、仕事・リーダーシップ、感情の安定、人生目的などに関する
計44項目について、受講前(Before)および受講後(After)の自己評価を
10点満点で回答してもらい、その平均値を比較
調査主体:一般社団法人7つの習慣アカデミー協会
※本調査は、学術研究を目的としたものではなく、
当協会が主催する講座の受講者を対象に、
受講前後における意識および行動の変化を把握することを目的として実施した調査です。
中年期は「人生が大きく変わりにくい年代」と捉えられがちですが、
本調査では、
内面の価値観や行動の基準に変化が生じた受講生において、
複数の生活領域で同時的な改善が見られる傾向が確認されています。
これらの結果は、
人生中盤における停滞が外的環境のみならず、
個人の内的要因(価値観・行動原則)と関連している可能性を示唆するもの

アンケート回答者の職業構成― 組織や家庭で責任ある立場にある40~60代が多数を占める

人生中盤における主要4領域の変化― 40~60代受講生118名のBefore/After平均スコア比較

2025年11月1日に開催された10周年記念セミナーにて
「中年の停滞」という社会課題
近年、40~60代のビジネスパーソンに広がる「静かな中年危機」は、国内外の研究で新たな社会課題として指摘されています。
家族関係の断絶、職場での役割葛藤、感情の不安定化、人生目的の喪失など、表面化しにくい内面的停滞が特徴です。
この年代は企業・家族・地域社会の中心的存在であるにもかかわらず、
・支援の不足
・相談しづらさ
・自身の限界感
によって問題が放置されやすいという実態があります。
今回の7つの習慣アカデミー協会の118名調査は、
中年期の停滞が“能力不足”ではなく、
「原則・哲学の欠如」 によって生じることをデータで裏付けました。
アンケートが映し出した「中年の停滞」
受講前(Before)の自由記述には、驚くほど共通した言葉が並びました。
「暗闇」「暗黒時代」「五里霧中」
「感情がコントロールできない」
「家族と同じ家にいても孤独」
「仕事は回っても、心が死んでいる」
「人生の舵の握り方がわからない」
また、管理職・経営者・専門職など
“責任ある立場の人” にほど、この傾向が強く現れました。

『30~70代の受講生118名に10項目中何に悩んでいたかをアンケート調査』
何に悩んでいたかランキング(高い順)
1位:自分の感情コントロールが難しい(49.59%)
2位:職場でリーダーシップが発揮できない(44.72%)
2位:仕事中心で家庭をおろそかにしていた(44.72%)
4位:何を目指して生きればいいかわからなかった(40.65%)
5位:部下・後輩とのコミュニケーションが難しい(37.40%)
6位:家族との関係がギクシャク(38.21%)
7位:パートナーとの価値観の違い(21.95%)
8位:パートナーとの関係が冷め切っていた(14.63%)
9位:家族との関係が冷め切っていた(13.01%)
10位:子育て後の空虚感(8.94%)
分析すると停滞は大きく4つに分類できた
【1】仕事の停滞:リーダーとしての行き詰まり
- 部下との関係悪化
- 任せられない
- 「頑張っているのに成果が出ない」
- プレイヤーから抜け出せない
平均スコアは5~6点台。
特に「任せる力」「信頼を築く力」は4点台が多数。
【2】家族・パートナー関係の停滞
- 夫婦の断絶
- 子どもの不登校
- 親との関係のこじれ
- 相続トラブル
「感謝」「信頼」「シナジー」は4~5点と低く、
家族は“最も険しい領域”として表れました。
【3】感情の停滞:怒り・焦燥・自己否定
- イライラ
- 不安
- 自責
- 孤独感
「自分の感情を客観視できる」の平均は5点前後。
感情に振り回されている姿が浮き彫りになりました。
【4】人生目的の停滞:ミッションの喪失
- 情熱が湧かない
- 目的が分からない
- 生きがいがない
「人生の目的は明確ですか?」の平均は5点未満。
“人生の核” が空白の状態でした。
6ヶ月間にわたる「人生哲学」と向き合う実践プロセス
受講生たちは約6ヶ月間にわたり、
世界的ベストセラー『7つの習慣』を人生哲学として学びながら、
自身の価値観や行動を見直すプロセスに継続的に取り組みました。
講座期間中には、主に以下のような実践が行われています。
・自身の思考パターンや感情の傾向を言語化する
・仕事、家族、人間関係における課題を構造的に整理する
・感情的な反応ではなく、原則に基づいた選択を行う
・人生のミッション(行動の軸)を明確にし、日常生活の中で検証・実践する
実際、受講生が使用していた書籍には、
付箋やマーカー、書き込みが多く確認されました。
これらは、学習内容を一度理解して終えるのではなく、
日常生活の中で繰り返し確認し、活用していたことを示しています。

受講生が6ヶ月間読み込んだ『7つの習慣』の書籍。付箋や書き込みは、人生哲学を日常で実践し続けた思考と行動の記録
6ヶ月の受講期間を経て、
受講当初に強く意識されていた個別の課題については、
アンケート上での回答比重が相対的に低下する傾向が見られました。
一方で、多くの受講生が、
・自分の在り方
・大切にしたい価値観
・行動の基準
といった、将来を見据えた内面的テーマに
意識を向けるようになっていることが、
アンケート結果から確認されました。
また、講座終了後も、
受講生同士が定期的に集まり、
学習内容や実践経験を共有する場が継続していることが報告されています。
これらの結果から、
哲学を知識として学ぶだけでなく、
生活の中で実践と振り返りを重ねるプロセスが、
BeforeとAfterにおける変化を生み出した要因の一つである可能性が示唆されます。
トレーニングを継続実践後、劇的変化──10点満点で、平均+2~3点の急上昇
自己評価の10点満点アンケートで、
ほぼすべての項目で大きなスコア改善が見られました。
家族関係では、
信頼・感謝・協力関係が8~10点台へ上昇。
仕事面では、
影響力や任せる力が高まり、
組織の雰囲気が「対立」から「信頼・協力」へ変化。
感情面では、
イライラや自責が減少し、
「生きやすくなった」という声が多数寄せられました。
- 家の空気が柔らかくなった
- 夫婦が仲直りした
- 子どもの不登校が改善した
という声が多数。
『40~60代の受講生118名に実施した44項目アンケート調査結果』

【仕事について】

【配偶者パートナーについて】

【家族について】

【自分の人生について】
今回の調査結果について、代表理事の斎東亮完は次のように語っています。

一般社団法人7つの習慣アカデミー協会 代表理事 斎東亮完
「40代以降は“人生こんなもんだ”と思い込みやすい。」
痛みはある。
家族の問題もある。
仕事も全部が順調なわけではない。
でも、
「妥協したり、あきらめて、生きていくしかない」
と蓋をしてしまう。
「人生の中盤以降は、ここから再起動できる。」
年齢を重ねるほど知識も経験も増える一方、
こうした感覚が押し寄せます。
伸び代がもうない
キャパはこんなもの
視力も体力も落ちていく
昔見えていた未来が見えなくなる
そして、10歳・20歳・30歳上の先輩方や、親世代が
70代以降で亡くなっていく姿を見ると、
人は自然とこう感じ始めます。
「ああ、自分も下り坂なんだ……」
良くも悪くも“諦め”が心を覆う。
世界的名著・哲学を学ぶ「7つの習慣アカデミー協会」代表理事・斎東亮完は語ります。
「探しても試しても抜け出せなかった40代・50代・60代が、
“自分の新たなミッション”を取り戻していく。」
責任は分かっている。でも、情熱が薄れていき、
喜びも薄れている。
そんな人たちが
ミッションを再発見した瞬間、
「これだ!」「これだったのか!」と心が震える。
外側の状況(環境や人間関係)は変わっていなくても、
自分の 内側の世界(人生観・世界観)が変わったその瞬間、
人生が再び動き始める。
「ミッションステートメントは型にはめるものではない。
可能性を解放し、不安や恐れを超えていく“人生のエンジンだ”。」
まるで、高校球児が「俺たちは甲子園に行くんだ」と
目的が定まったチームが動き出すように、
人生もまた、目指す目標・目的が見えた途端に、意味が変わります。
深層インタビューから分かったこと
年代も職業も異なる5名のストーリーは、
驚くほど共通していました。
本調査では、講座を受講・修了し、
終了後も継続的に『7つの習慣』を実生活で実践している5名に
深層インタビューを実施しました。
その結果、変化の現れ方には個人差があるものの、
変化に至るプロセスには明確な共通点が確認されました。
変化の起点は外的環境ではなく、
自身の価値観や行動基準を見直す内面的な取り組みであり、
その後の行動変化につながっていました。
5名のインタビュー概要
深層インタビューを行った5名はいずれも、
家族関係、仕事、感情面において停滞感を抱えていました。
- 夫婦の会話が付箋のみとなっていた家庭から、50代で学び直し夫婦で法人を設立した女性
- 娘の不登校と夫婦のすれ違いに悩んでいた40代女性
- 組織内の対立と家庭不在の働き方を見直したIT企業経営者
- 将来不安と業績プレッシャーを抱えていた60代経営者
- 「自分が動かないと回らない」働き方から脱却し事業成長を実現した研修会社代表
立場や背景は多様ですが、いずれの事例においても、
価値観と行動基準の見直しを起点に、
家族関係・働き方・人生設計へと変化が波及していました。
118名のデータと5名の物語が示した結論
中年期は『衰退のスタート』ではなく、『人生をもう一度デザインし直すことができる、最大の伸びしろの年代』
「40~60代は“人生こんなものだ”と最も思い込みやすい年代です。
しかし今回の調査は、それが幻想であることを示しました。
人生の再起動は、外側の環境ではなく“内面の哲学”が変化・成長した瞬間に始まります。
ミッションが再び立ち上がった人は、家族も組織も自然と整い、驚くほどの行動変容が生まれています。
中年期は『衰退のスタート』ではなく、
『人生をもう一度デザインし直すことができる、最大の伸びしろの年代』です。
今、この国の40~60代が再起動することは、
企業の未来にとっても、社会全体にとっても極めて重要なテーマだと考えています。」
(一般社団法人7つの習慣アカデミー協会 代表理事 斎東亮完)
■ 団体概要
一般社団法人 7つの習慣アカデミー協会
(フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社 提携団体)
代表理事:斎東亮完
事業内容:リーダー育成、家族教育プログラム、人生再設計支援
Webサイト:https://7habits.ac/about/
※インタビュー全文はこちら↓
https://7habits.ac/10thstory/
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