アメリカがベネズエラのマドゥロ政権への圧力を一段と強めるなか、国連の安全保障理事会はベネズエラの要請を受け緊急会合を開きました。

ベネズエラ情勢をめぐってはトランプ大統領がベネズエラを出入りする制裁対象の石油タンカーについて「全面封鎖」を命令するなど、緊張が激化しています。

23日の緊急会合でベネズエラのモンカダ国連大使は圧力を強めるトランプ大統領について「ベネズエラを植民地化しようとしている」と非難しました。

そのうえで「脅威はベネズエラではなくアメリカ政府だと世界は知るべきだ」と述べ、安保理に一致した対応を取るよう訴えました。

一方、アメリカのウォルツ国連大使はマドゥロ政権について「西半球とアメリカの平和や安定に重大な脅威をもたらしている」と主張したうえで「アメリカはあらゆる手段を講じる」と強調しました。

フジテレビ

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