12月22日、車道と歩道の間に亀裂が見つかった宮城県涌谷町の「涌谷大橋」で、23日、県の現地調査が始まりました。亀裂の原因はまだ分かっておらず、通行止め解除のめどは立っていません。

涌谷町の「涌谷大橋」は、県道涌谷田尻線の江合川に架かる1957年完成の鉄製の橋です。

22日午前11時半ごろ、補修工事の関係者が車道と歩道の間に亀裂を見つけました。

歩道には傾きも確認され、橋は通行止めとなっています。

県は23日、ドローンなどを使って現地調査を始めました。

この橋の定期点検は5年に1回行われ、直近の点検は、2021年11月に実施されていました。

町民
「おとといまで通っていた。結構傾いているんですね。危なかったなと思って」

県北部土木事務所 伊藤力総括次長
「まず今の状況を把握しながら、あとは今後、関係者、関係機関と調整して対策を決めていく」

県によりますと、亀裂の原因はまだ分かっていないため、復旧工事の詳細は未定で、通行止め解除のめどは立っていません。

仙台放送
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