京都府亀岡市の養鶏場で、鳥インフルエンザの疑いがあるニワトリが見つかりました。陽性が確定すれば2004年以来の発生となります。
京都府によると、午前8時半ごろ、亀岡市の養鶏場から「死んでいるニワトリが増加している」と連絡がありました。
保健所が10羽の簡易検査を実施したところ、すべてのニワトリから鳥インフルエンザの陽性反応が出たということです。
24日午前に判明する予定のPCR検査で、鳥インフルエンザが確定となれば、この養鶏場で飼育されるおよそ28万羽の殺処分が開始されます。
陽性が確定すれば、京都府内の養鶏場での発生事例は、2004年以来となります。
【西脇隆俊・京都府知事】「久しぶりの鳥インフルということで慣れないところもあるかもしれませんが、府民の皆様の安心安全のために万全を期すようお願いいたします」
京都府は「鶏卵や鶏肉を食べたとしても、鳥インフルエンザが人に感染することはない」と呼びかけています。
近畿では今月、兵庫県姫路市の養鶏場で、今シーズン初めて鳥インフルエンザの感染を確認し、およそ24万羽が殺処分されています。
(関西テレビ「newsランナー」2025年12月23日放送)