兵庫県教育委員会は架空の領収書などを発行し、部活動費を不正に請求した高校教師など4人を懲戒処分にしたと発表しました。

教育委員会によると兵庫県養父市の県立高校で女子ソフトボール部の顧問を務める男性教師(57)が、2022年からの3年間で購入した備品の代金を水増しするなどし、部活動費を実際よりも約12万円多く請求し受け取っていたということです。

男性教師は顔見知りの業者に架空の請求書や領収書の発行を依頼し、水増ししして受け取った金で備品を購入したと説明しているということです。

教育委員会対し男性教師は「今回の処理の仕方は誤っており、あまりに金銭感覚がずさんだった。恥ずかしいとしか言いようがない。毎日反省している」と話しているということで、教育委員会は男性教師を6カ月の停職処分とし、返金を求める方針です。

このほか複数の女子生徒に頬や鼻に触れるなどのセクハラをしたとして県立高校の男性教師(61)を減給処分。

理科の実験中に事故を起こし、生徒5人にやけどなどのケガをさせたとして、姫路市立中学校の男性教師(50代)を戒告処分。

車で出勤途中にバイクと衝突事故を起こし相手に大けがをさせたとして、加古川市立小学校の女性教師(43)を戒告処分しました。

関西テレビ
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