プレスリリース配信元：全石協
全国の18才から39才の男女に対して「お墓に対する意識調査」を実施
お墓業界唯一の経済産業省公認団体「全国石製品協同組合（以下 全石協）（東京都港区、理事長 杉山 洋一）」は、お墓の購入対象年齢以外の若年層へ向けお墓についての意識調査を実施。得られた回答結果の概要をまとめました。
― 調査概要 ―
【調査対象】全国 18才から39才 男女
【調査期間】2025年10月1日～11月20日
【調査方法】インターネット調査
【有効サンプル数】200名
【アンケート結果サマリー】
◇将来的にお墓を購入する予定はあるか？という質問に対しては「ない（62.0％）」と回答した割合が半数以上。
◇どのようなタイプのお墓に興味がありますか？という質問に対しては、一般的な墓石のお墓（42.5％）がトップで、樹木葬（13.0％）、散骨（11％）。
◇一方、「お墓はいらない」（36.0％）と回答した方も全体の三分の一を超える結果となった。
Q 回答者の年代・性別の構成
Q 将来的にお墓を購入する予定はありますか？
・将来的にお墓を購入する予定がありますか？の回答としては「ない」が62.0％「わからない」が34.5％となり、お墓に対する明確な意思表示される結果が出た。
■ Q お墓を購入する際に重視したいポイントは何ですか？（複数選択）
・お墓の購入する際に重視するポイントについては、１位「価格」、２位「立地・アクセス」、3位「維持管理のしやすさ」と４０代以上の回答と一致する結果となった。
■Q どのようなタイプのお墓に興味がありますか？（複数選択）
・お墓の購入する際に重視するポイントについては、１位「価格」、２位「立地・アクセス」、3位「維持管理のしやすさ」と４０代以上の回答と一致する結果となった。
◎お墓のタイプ別のフリーアンサーの抜粋
■Q お墓の予算として想定している金額帯は？
お墓の予算については、「10万円未満」54.0％で最も多く、「10～50万円未満」（20.0％）、「50～100万円未満」（12.0％）と続く。
■Q お墓参りに行く頻度は？
将来的なお墓参りへ行く頻度は、「行かないかもしれない」（21.0％）、「その他」（2.5％）を除き、何らかのタイミングで行きたいと回答した合計76.5％という結果となった。
《まとめ》
従来、お墓にまつわるアンケート調査は、主に購入者世代（50代以上）を対象に実施されていたが、今回は敢えて購入世代ではない30代以下を対象として調査を実施した。お墓の購入に直接関わらないであろう世代が、どのように“お墓”について考えているのかを探ることにより、将来の供養にまつわるマーケット動向を読み取る可能性を見出すことを目的に実施。
“どのようなタイプのお墓に興味があるか？”の質問で36％が「お墓がいらない」という回答であったが、その内訳をみると「跡継ぎが居ない」などのお墓を継続的に維持できないことや「子孫へ迷惑をかけたくない」などの家族・親族へのおもいやり意見が殆どでこの世代に供養心が無くなっているわけではないことが判った。購入者世代ではないことから、お墓を持つことの意義や価値観が、購入世代と比較し醸成されているかは定かではないが、将来的にお墓参りに行きたいと考えている割合も76.5％と高く、家族や親族、ご先祖様についての気持ちは、大きくは変わらないことがわかった。
全石協は、消費者とその家族や親族が、お墓や散骨に求める供養のかたちで後悔することのないよう、お墓や散骨のお悩みごと全般を解決する「お墓の相談窓口（相談無料）」を開設しております。また、今後もお墓や散骨に関わる事業者が正しい知識や情報を消費者へ提供できるよう努めてまいります。
◆「全国石製品協同組合」（全石協）とは
全国石製品協同組合(全石協)は、全国47都道府県の石材会社及び同関連会社が結集し強力な組織化と連携のもと石材業界の指導的役割を担うとともに、消費者ニーズへの的確な対応と石材業界の健全な発展を目指す団体です。全国石製品協同組合では、日本人が大切にしてきた供養文化を守るべく、消費者に正確な情報をご提供し、石材業界の健全な発展を目指してまいります。
【商号】全国石製品協同組合（経済産業省認可 ２０１２００４情第５号）
【設立】2012年11月22日
【所在地】東京都港区芝大門2丁目9番14号5階
【運営サイト】みんなのお墓 https://minnanoohaka.com/
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