日産自動車は、業務委託先に不正アクセスがあり、福岡の販売会社の顧客約2万人分の個人情報が流出したと発表しました。
発表によりますと日産は、10月上旬に顧客管理システムの開発を委託していた会社のデータサーバーに不正なアクセスがあり、データが流出したとの報告を受けました。
流出したデータには、「日産福岡販売」(旧 福岡日産自動車)で自動車の購入やサービス入庫した顧客約2万1000人分の個人情報があったということです。
流出した恐れがあるのは顧客の名前や住所、電話番号やメールアドレスの一部などで、クレジットカード情報は含まれていないということです。
日産自動車は、現時点で情報の不正利用は確認されていないとしていて、不審な電話などによる連絡には十分注意してほしいと呼びかけています。