OHKのカメラが収めた岡山・香川の懐かしの映像で、ふるさとの歴史を振り返ります。今回は1982年(昭和57年)12月23日に岡山市中区で撮影された映像です。
子供たちの前でクリスマスソング「赤鼻のトナカイ」を歌う制服姿の女性たち。岡山市の両備バスの新人バスガイドがクリスマスを前に、岡山市で慰問活動を行いました。
当時、両備バスでは入社後1年間は一人前のバスガイドになるための教育を受けていて、このクリスマス慰問は研修の一環で行われていました。1982年は岡山市内にある老人ホームや県立成徳学校、肢体不自由施設を訪問し、バスガイドの“卵”たちは歌や劇などを披露しました。
また、サンタクロース姿の衣装で登場したり、子供たちと一緒に輪になって踊って、一足早いクリスマスを演出していました。子供たちにはクリスマスプレゼントも贈られたそうです。
このクリスマス慰問を経験した社員たちは例年、翌年3月に行われる発表会を経て、バスガイドとして活躍していました。