「スタンフォードからのメッセージ」をテーマにスポーツを通した成長を考えるイベントが、12月21日に岩手県盛岡市で開かれました。
花巻東高校出身でスタンフォード大学の佐々木麟太郎選手がサプライズで登場し会場を沸かせました。

このイベントは「日本の未来とスポーツいわて実行委員会」が開いたもので、会場には小中学生や高校生を中心に約800人が訪れました。

はじめにスタンフォード大学スポーツ医局でアソシエイトディレクターを務める山田知生さんがステージに立ち、「失敗を学びと捉えることで、『自分ならできる』という自己効力感が高まる」と語りました。

このあとプロ野球の巨人で監督を務めた高橋由伸さんが「スポーツを通じて人生を豊かにする」というテーマで講演しました。

巨人元監督 高橋由伸さん
「自分も(花巻東高の)佐々木監督の下で高校生活を送っていたら、二刀流をやっていたかもしれないなと一瞬思った」

終盤、花巻東高校出身でスタンフォード大学野球部に在籍する佐々木麟太郎選手が登場すると、どよめきと大きな拍手で迎えられました。

スタンフォード大 佐々木麟太郎選手
「『選手として可能性の幅を広げたい』という意味で進路選択したことがすごく良かったと思います」

訪れた人たちは真剣に耳を傾け、スポーツとの向き合い方について考えていました。

岩手めんこいテレビ
岩手めんこいテレビ

岩手の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。