鳥取県と関西の自治体でつくる「関西広域連合」が運用する鳥取県内のドクターヘリが、2026年1月も5日間、運航を休止することがわかりました。
運航休止が分かったのは、米子市の鳥取大学附属病院を拠点にするドクターヘリです。ヘリを運用している「関西広域連合」によりますと、休止期間は2026年1月13日から17日までの5日間です。
運航を委託している兵庫県の「ヒラタ学園」が、「整備士を確保できない」との理由から、関西広域連合で運用する8機のドクターヘリについて、2026年3月までは月に4日から6日程度順次運航を休止するとしています。
鳥取県によると、運航休止期間中は県の防災ヘリや鳥大附属病院のドクターカーなどでバックアップすることにしています。
関西広域連合は、ヒラタ学園に対し「安定した運航体制の確保」や「同業他社による運航の確保」を引き続き強く要請しています。