島根県邑南町の県道で12月22日午前、側溝を覆っていた「グレーチング」と呼ばれる鋼製の蓋が複数枚なくなっているのを道路パトロール中の県の職員が発見しました。
県は、何者かが持ち去ったとみて警察に被害届を提出することにしています。
【画像:グレーチングが不明となった現場・島根県提供】

22日午前11時ごろ、邑南町上田所の県道で、道路の異常がないかパトロールをしていた県の県央県土整備事務所の職員が、側溝を覆っていた「グレーチング」と呼ばれる鋼製の蓋7枚が無くなっているのに気づきました。

無くなったのは長さ約100センチ、幅約40センチと道路側溝用のものと、長さ約90センチ、幅67センチの集水桝用の2種類、あわせて7枚で、1枚の重さは40キロ前後です。
県によると被害額は14万7000円だということです。

「グレーチング」は、車や人が側溝に落ちないよう設置されているもので、県は応急措置として、周辺にカラーコーンを置くなどして、安全対策を取りました。

18日に行ったパトロールで異常は見つからなかったということで、県は何者かが蓋を持ち去ったとみて、警察に被害届を提出する方針で、ほかの管内でも同様の被害がないか確認を進めています。

TSKさんいん中央テレビ
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