岡山県警は、2026年1月に耳の不自由な人のために県内全ての交番と駐在所に「手話リンク」を導入します。警察官がいない時でも手話通訳者を介して警察署とやりとりできるサービスです。
この「手話リンク」は専用の2次元コードにスマートフォンやタブレット端末をかざすとビデオ通話で手話通訳オペレーターとやりとりできるサービスです。交番や駐在所に警察官がいない時に耳の不自由な人がこのサービスを使えば、手話通訳オペレーターを介して、管轄する警察署に連絡することができます。
通話料は県警が負担し、電話番号の事前登録も不要です。警察庁が2025年9月に全国の警察に導入を求める通達を出していて、岡山県警は、県内271カ所の交番と駐在所で1月中旬に導入する予定です。
県警は、「必要な準備を進め、耳の不自由な人の安全安心につなげたい」としています。