田畑裕明衆院議員の不適切な党員登録問題で、自民党富山市連は21日、支部長・幹事長会議を開き、各校下支部から意見の聞き取りを行いました。
21日の会合は、党本部の指示で今月13日に行われた田畑議員への聞き取りについて執行部が説明し、富山市連としての意見を求めました。
会合の後、取材に応じた藤井大輔支部長によりますと、37ある支部のうち5支部8人が発言し、田畑議員を擁護する趣旨の発言が多くを占めた一方、ある支部が「田畑議員を支部長に選任しないとした市連の決定に従う」と述べると、会場から賛同の拍手が起きたということです。
市連は今月13日の田畑議員への聞き取り以降の一連の会合の議事録を作成し、今週中に党本部に報告する方針です。
*自民党富山市連 藤井大輔支部長
「田畑議員を擁護する意見があるのは当然。一方で私たちが聞き取りをしている中では市連の決定に従いたいという支部もかなりの数ある。有権者の判断も含めて総合的な判断を下していく」