自民党石川県連と馳知事の県政懇談会が石川県金沢市内で開かれ、馳知事は、国立工芸館について、東京にある本館からの独立を目指す考えを示しました。
金沢市内のホテルで開かれた県政懇談会は県選出の自民党国会議員などと、馳知事ら県の幹部が出席しました。
この中で岡田直樹参議院議員が金沢市の国立工芸館について、本館である東京国立近代美術館からの独立を提案しました。
これに対し馳知事はやるべき案件だと述べ、学芸員の確保や研究環境の構築などを金沢市や国に協力を求める考えを示しました。
馳知事:
「工芸王国石川県の魅力を発揮する上では、地元に学芸員を置いて予算措置をして事務所もしっかり構えてそういった設えを踏まえて機能強化必要だと思っています。」
懇談会ではこのほか来年3月の知事選に向け、国会議員から公約を早く発表するよう促される一幕もあったと言うことです。
知事選には山野之義前金沢市長も立候補を表明しています。