12月10日の「いつでもニットの日」にあわせて、全国的にも有名な「山辺ニット」の即売会が開かれた。

午前10時の開店を前におよそ150人の長い列が…お目当ては…

(菅原清かアナ リポート)
「ずらりと並んでいるのは山辺町のニット。みなさんお気に入りの1枚を見つけてかごに入れて、まさに飛ぶように売れている」

全国有数のニットの生産地である山辺町では、地場産業を盛り上げるため、ニットの需要が高まる「12月10日」を語呂合わせで「いつでもニットの日」と定めている。それにあわせて毎年、この時期に即売会を開いていて、きょうは町内の4社が製造した、およそ3000点のニット製品が会場に並んだ。

販売されたニット製品の中には半額近い目玉商品もあり、訪れた人は、デザインの良さや価格を気にしながら買い求めていた。
山辺ニットは様々な糸を用いて作られていて、着心地の良さと見た目の美しさで全国から高い評価を得ている。

(山形市から)
「きれいだね(どの辺がいいと思った?)柄です、色が。まあまあじゃない?着てしまえば」
(山形市から)
「あったかいし今回のイベントだから手軽。ボーナスが出たから買えるということであったかくていいと思う。3着か4着か。財布と相談しながら買おうと思う」

また、「編み物ブーム」の影響か、ニットをつくる過程で余った毛糸を買う人も多く見られた。

(東根市から)
「お母さんと毛糸を見に来た。編み物する。何を作ってもらおうかな」

思わずたくさん買いたくなる魅力にあふれた「山辺ニット」。
訪れた客は、お気に入りのニット選びを楽しんでいた。

さくらんぼテレビ
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