21日朝、米沢市で住宅などが燃える火事があり、現場から身元不明の一人の遺体が見つかった。警察が遺体の身元を調べている。
火事があったのは米沢市広幡町沖仲の塗装業 色摩耕さんの住宅で、けさ5時30分頃、近くに住む男性から「住宅の隣の小屋が燃えている」と119番通報があった。
消防が消火活動にあたり、火はおよそ2時間半後に消し止められたが、色摩さんの敷地内にある小屋が全焼したほか、燃えた住宅の2階部分から身元不明の一人の遺体が見つかった。この住宅は、色摩さんと弟の2人で暮らしていたが、兄の色摩さんと連絡は取れているものの、色摩さんの弟とは連絡が取れていない。遺体は、色摩さんの弟の可能性もあるとみて現在、警察が調べている。
この火事の影響で、現場近くを通る県道237号は、午前6時からおよそ5時間通行止めとなった。
