甲子園で行われる春のセンバツ高校野球への出場が掛かる21世紀枠候補校の一つに小浜市の若狭高校が選ばれ、19日に表彰式が行われました。来年1月の最終選考で若狭高校が選ばれれば、52年ぶりのセンバツ出場となります。
センバツ高校野球の21世紀枠候補には全国9つの地区から1校ずつが選出され、北信越地区からは若狭高校が初めて選ばれました。
19日は、選出を称えて県高野連の松島真章会長から野球部の吉田大晟主将に盾が贈られました。
若狭高校が選ばれた理由は、秋の県大会で準優勝した実績と、部員が野球を通して地域の子供たちと交流する活動が評価されたことなどが挙げられます。
吉田主将は「候補校として選んでもらった以上は、練習の質や取り組む姿勢など高みを目指したい。選ばれるよう祈るだけ」と話しました。
21世紀枠の出場校2校は、来年1月30日の最終選考で決まります。若狭高校が選ばれれば、1974年以来52年ぶりのセンバツ出場となります。