高価な香辛料サフランが、10年前から宮崎県延岡市で生産されています。
生産量を増やそうと、12月18日、研修会が開かれました。

延岡市では農家の所得向上や地域活性化を図ろうと、九州医療科学大学などの協力を得て、9戸の生産者が21アールでサフランを栽培しています。
18日は生産量を増やそうと武田薬品工業京都薬用植物園の野崎香樹園長を招き研修会が開かれました。
野崎園長は球茎を大きくするとたくさん花が咲くなどと説明しました。

サフランは1グラムあたり花が1000個必要で、今年のサフランの生産量は402グラムだということです。

(延岡市サフラン生産部会 河野明部会長)
「できるだけ多くの量を、生産者も増やしていければと考えています」

(武田薬品工業京都薬用植物園 野崎香樹園長)
「非常に品質が高くて評価も高いものを供給できていると考えています供給量を確保するお手伝いができればと思います」

延岡市のサフランはレストランなどからの需要に供給が追いついておらず、延岡市では生産量の増加を図ることにしています。

テレビ宮崎
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