トルコで、土砂崩れが起こる瞬間がカメラに捉えられた。土砂で道路は寸断され、町は孤立した。2024年、同じ地域で土砂崩れが起きており、今回寸断された道路は唯一のルートだった。
斜面が土砂崩れを始める瞬間
トルコで撮影されたのは、斜面で起きた異変だ。土砂崩れはゆっくりと始まった。
現場にいた男性は、「道路は通行止めだ。いたるところから土砂が押し寄せているぞ」と語り、状況の深刻さを伝えていた。
山肌から上がる土煙が徐々に増え始め、崩落のスピードが加速していた。大きな岩や大量の土が道路に流れ込んでいった。
そして、わずか40秒ほどで道路は寸断された。
現場にいた男性は様子を撮影しながら、「大変だ。大量の土砂が崩れてくる。わたしたちも避難しよう」と呼びかけ、避難を促している。
地域の生活を揺るがした土砂崩れ
トルコ北東部で起きた土砂崩れは、人々の生活に大きな影響を与えた。
2024年、この地域では町に続くトンネルが崩落しており、その迂回ルートが今回の道路だった。しかし、そこも土砂崩れで寸断されてしまい、町から出るのは困難な状況だった。
その後、ドローンで撮影された映像に映っていたのは、土砂崩れの真横を通る車の列だ。崩落現場の近くに迂回ルートを作り、対応にあたったという。
(「イット!」 12月18日放送より)
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