秋田県北秋田市の大館能代空港で18日、サンタクロース姿の秋田犬が利用客を出迎えました。愛らしい姿で交通安全を呼びかけるチラシをプレゼントしました。

サンタクロースに扮(ふん)したのは、秋田犬の「煉翠(れんすい)」と「月花(るか)」きょうだい。「あきたいぬ空港長」として北秋田市の大館能代空港で利用客を出迎えしました。

愛らしい姿でプレゼントを渡すかと思いきや、あるのはチラシです。

空港長の任務は冬の交通安全推進。2頭の空港長は、北秋田警察署の警察官とともに冬の車の運転に注意するよう呼びかけました。

警察官:
「スリップ事故など無いよう気を付けてください」

北秋田警察署管内では、2024年までの5年間で、12月に191件の雪道での交通事故が発生しています。この時期、県外から訪れる観光客は雪道に慣れていない人が多く、スリップ事故などが起きやすいということです。

北秋田警察署交通課・板垣豊課長:
「急ブレーキ・急ハンドル・急発進など、“急”がつく運転により事故が起こることが多い。安全運転を心がけてほしい」

この先はクリスマスに正月とイベント目白押し。安全運転を徹底して、充実した時間を過ごしましょう。

秋田テレビ
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