愛媛県西条市で陸上養殖されたブランドのサーモンが初出荷され、１９日から松山の飲食店などで提供されます。新たな愛媛名物の誕生なるか、期待がかかります。
西条の名水「うちぬき」を使って陸上養殖されたブランドサーモン、その名も「サイモン」。臭みがなく、甘みとさっぱりとしたうまみが特徴です。
サーモンの陸上養殖は、ＪＲ四国が鉄道事業以外での収益確保を見据え取り組んでいる新規事業のひとつで、１９日からの販売を前に詳細が発表されました。
出荷先は飲食店が中心で、鯛めしなど南予の郷土料理で知られる宇和島の「かどや」や、松山の店舗のほか、西条市内の飲食店などでカルパッチョやお造りなど、素材を生かした料理が提供されます。
また西条市のふるさと納税の返礼品にも選ばれていて、１８日から受付がスタート、年明けから発送される予定です。
ＪＲ四国は約７００匹を順次出荷し、来年の春以降はさらに約４０００匹を出荷できる見込みで、２０３０年度には１億円規模の売り上げをめざすとしています。
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