愛媛県松山市の沖合で18日夜、貨物船同士が衝突し、このうち1隻が船尾から浸水しています。
松山海上保安部によりますと、18日午後7時頃、松山市の釣島灯台の西南西約2キロの海上で、貨物船・卓洋丸(259トン)の船尾付近に大分県に向かって航行中だった貨物船・第三大晴丸(497トン)が衝突する事故がありました。
この事故で、卓洋丸は船尾から浸水し沈みつつあるということですが、乗組員5人は第三大晴丸に救助され無事でした。
第三大晴丸の乗組員6人にもケガはない、ということです。
松山海上保安部は、双方の乗組員から話を聞くなどして、事故の原因を調べるとともに巡視艇いよざくらなど2隻で、卓洋丸の状況や付近の航路の警戒に当っています。