オール福井ロケで製作する映画の撮影が12月行われ、小浜市内では和紙職人を演じるタレントの武井壮さんがラストシーンの撮影に臨みました。
      
全編を福井県内で撮影する映画「KEFI」は、県フィルムコミッションなどが誘致。越前市など県内各地で12月6日から13日まで撮影が行われました。
   
俳優の入来茉里さんらが演じる三姉妹が、父の葬儀のため帰省した日の出来事を描く物語で、自然や伝統工芸を通して人間の死生観などを表現します。
  
11日は小浜市内の病院で撮影が行われ、越前和紙職人を演じるタレントの武井壮さんがラストシーンに臨みました。
  
武井さんは「おいしい食と豊かな自然、優しい人の心と表情が、僕の心に響いた3日間だった。皆さんの愛するまちと一緒に撮った作品をぜひ楽しみにしてほしい」と話しました。
 
また、今回は地元の高校生が、舞台裏を記録するメイキング映像の撮影を担当し映画の盛り上げに一役買っていて「役者さんの映画に対する気持ちがとても伝わってきた」と話していました。
  
地元も期待する映画「KEFI」は来年、全国公開予定です。

福井テレビ
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