「おもてなし」や「くつろぎ」を演出する世界のじゅうたんを集めた展示販売会が岡山市のデパートで行われています。
「糸の宝石」とも言われるシルクのじゅうたんに、羊毛を使って手織りする今、人気のギャッベ。会場には数万円から数千万円のものまで世界各地のじゅうたん約2000枚が展示されています。
草木染で作られるアフガニスタンのじゅうたんは、深みのある赤色が特徴で生産量が少なく貴重な品です。
一方、佐賀県で300年以上続く「鍋島緞通(だんつう)」の手織りじゅうたん。じゅうたんには珍しく木綿でできていて、一畳ほどの大きさを作るのに約3カ月かかると言うことです。
(岡山高島屋 原田幹英バイヤー)
「今までじゅうたんを敷いたことがない人も一度見て、体感して、触って魅力に気づいてもらえれば」
「世界の絨毯(じゅうたん)展」は岡山市の岡山高島屋で12月22日まで開かれています。