アメリカのルビオ国務長官は緊張する日中関係について、「日米同盟を維持しながら中国と協力していくことは可能」と述べ、中国への批判を避けました。
ルビオ国務長官は、「日本はアメリカにとって緊密な同盟国だ。強固な日米同盟を維持しつつ、中国と生産的に協力していくことは可能だ」と述べました。
ルビオ国務長官は19日の記者会見で、中国との関係について「生産的に協力していくことは可能だ」と述べ、2026年4月のトランプ大統領の訪中や貿易交渉をにらみ、中国を刺激したくない意向をにじませました。
「中国の日本に対する挑発行為を非難するか」との問いに対しては回答を避けた一方、ルビオ国務長官は、「日本と強固な同盟関係を継続できると強く信じている」と述べ、日米同盟の重要性を強調しました。