和菓子やゼリーの素材として使うモモを安定的に確保するため、岡山市の和菓子メーカーが岡山市内の農園にモモの苗木を植えました。
和菓子メーカー、源 吉兆庵が運営する岡山市南区の農園で、12月18日、社員が「黄金桃」などのモモの苗木を植えました。
原材料の高騰や農家の人手不足などでモモの安定確保が難しくなっているため、今回初めて、自社でモモを栽培することにしました。大きさや糖度など商品づくりに適した栽培が進められ、ゼリーに使用するということです。
(源 吉兆庵農園 池田泰弘マネージャー)
「成長度合いを確認しながら良いものを収穫できるよう頑張りたい。使う和菓子により、最適な糖度などがあると思うのでその点も合わせて取っていきたい」
今回植えたモモは、2030年に収穫する予定です。