一関市消防本部(岩手県)は、係長級の男性職員が多数の同僚や部下に対しパワハラをしていたとして、12月16日付で減給の懲戒処分としました。
16日付けで減給2カ月の懲戒処分を受けたのは、一関市消防本部に勤務する係長級の40代の男性職員です。
一関市消防本部によりますと、男性職員は、多数の同僚や部下に対し、消防署の事務室内で大勢の前で叱責したほか、威圧的な態度を取る、無視をするといったパワハラを長期間にわたり行ったということです。
これは2024年2月に消防本部に匿名で相談があったことから、市が全ての消防職員を対象にアンケ―トを行った結果発覚しました。
市の聞き取りに対し、男性職員はパワハラを一定程度認め、反省の意向を示しているということです。
一関市 菊川秀樹職員課長
「(男性職員は)きちんとしてほしいと厳しく接してしまったが、今の時代に合わないやり方だったのかなと反省している」
一関市の佐藤善仁市長は、「誠に遺憾。信頼回復に取り組んでいく」とコメントしています。