物価高に直面する学生たちを支援です。
熊本大学で17日、食料品の無償配布が行われ、カップめんやレトルトカレーなどが学生たちに配られました。
【学生】
「弁当屋なども値上げしていて物価高を感じる。ありがたい。感謝を申し上げたい」
熊本大学で17日行われたのは食料品の無償配布です。
無償配布は物価高で経済的に困窮する学生を支援しようと企画されたもので、熊本大学は、日本学生支援機構に寄せられた寄付金などを財源にカップめんやレトルトカレーなどのインスタント食品やパンなど、事前に申し込みのあった626人分を用意しました。
17日は配布開始から学生たちが列を作り、食料品を受け取っていました。
【学生】
「(生活は)カツカツ。生活費を頑張って抑えて食費を1月(1カ月)で1万円くらいに抑えているが…。こんなに(食品が)たくさんあると思っていなかったので、うれしい。今後も続けてもらえれば…」
【熊本大学学生生活課生活支援担当 西嶌 健司 係長】
「〈勉強に専念してもらいたい〉というのがこちらの思い。学生からも『バイトを減らせる』『スーパーに行く回数が減る』といったアンケート(回答)が返ってきている」
熊本大学は、今後も物価高の状況が続くようであれば、こうした学生支援を行いたいとしています。