12月16日、岩手県盛岡市は市内の小学校で、ノロウイルスによる感染性胃腸炎の集団発生があったと発表した。
児童14人が嘔吐や下痢などの症状を訴えているという。
盛岡市によると、12月5日に市内の小学校(児童・職員500人未満)から複数の児童に嘔吐や下痢などの症状があると保健所へ連絡があった。
調査した結果、12月1日から12月8日にかけて、児童14人に嘔吐や下痢などの症状があったことがわかった。
全員が回復に向かっているという。
糞便検査の結果、症状のある6人からノロウイルスが検出された。
盛岡市保健所は感染対策として、調理前、食事前には石けんで十分な手洗いを行うことや、嘔吐をした場合は、部屋の換気を十分に行いながら、マスクや使い捨て手袋等を用いて片付け、嘔吐した場所や使用した用具を塩素系漂白剤で消毒するなどを呼びかけている。
(岩手めんこいテレビ)