プレスリリース配信元:医療法人社団鉄結会
セーター・コート素材による肌刺激実態調査
最もチクチクする部位は「首まわり」78.3%、ウール素材への刺激感は9割が実感
―冬の肌バリア低下と衣類素材の関係が明らかに―
医療法人社団鉄結会(所在地:東京都渋谷区、理事長:高桑康太)は、美容皮膚科・形成外科であるアイシークリニック(新宿院・渋谷院・上野院・池袋院・東京院・大宮院)を運営し、皆様の肌の健康と美容をサポートしております。今回は、冬場の衣類素材による肌への刺激について実態調査を実施しましたので、その結果を紹介します。
■冬の「チクチク肌」、その原因は衣類素材にあった?
冬になると、セーターやコートを着たときに「チクチクする」「かゆくなる」といった経験をしたことはありませんか?空気の乾燥や暖房による肌バリアの低下に加え、ウールや化学繊維など衣類の素材そのものが肌に刺激を与えているケースが少なくありません。
医療法人社団鉄結会は、冬場の衣類素材による肌刺激の実態を把握するため、全国の20~50代の男女を対象にアンケート調査を実施しました。
【調査概要】
・調査対象:全国の20~50代の男女300名
・調査期間:2025年11月15日~11月30日
・調査方法:インターネット調査
・調査実施:医療法人社団鉄結会(自社調査)
■8割以上が冬の「チクチク肌」を経験
冬場にセーターやコートなど衣類を着用した際、肌に「チクチク感」や「かゆみ」を感じたことがあるか調査しました。
その結果、82.7%の方が「ある」と回答し、冬の衣類による肌刺激が非常に一般的な悩みであることが明らかになりました。
調査結果:
・よくある:34.7%
・時々ある:48.0%
・ほとんどない:17.3%

■最も刺激を感じる部位は「首まわり」78.3%
衣類を着用した際、チクチク感や刺激を感じる部位について調査しました(複数回答可)。
その結果、「首まわり・襟元」が78.3%で最も多く、次いで「手首・袖口」(62.4%)、「腰まわり・ウエスト」(47.8%)という結果になりました。肌が薄く敏感な部位や、衣類の端が当たりやすい部位で刺激を感じやすい傾向が見られました。
刺激を感じる部位(複数回答可):
・首まわり・襟元:78.3%
・手首・袖口:62.4%
・腰まわり・ウエスト:47.8%
・脇の下:38.6%
・背中:31.2%
・その他:8.4%

■「ウール素材」への刺激感は9割が実感
衣類の素材別に、肌への刺激をどの程度感じるか調査しました。
その結果、「ウール・毛」素材に対して刺激を感じる方が89.2%と最も高く、次いで「アクリル・ポリエステル等の化学繊維」(67.8%)、「裏起毛素材」(54.3%)という結果になりました。天然繊維であるウールも、繊維の太さや加工方法によって肌刺激の原因となることが示唆されました。
素材別の刺激感(「感じる」「やや感じる」の合計):
・ウール・毛:89.2%
・アクリル・ポリエステル等の化学繊維:67.8%
・裏起毛素材:54.3%
・ナイロン:42.6%
・コットン・綿:12.4%

■肌が敏感になる季節は「冬」が圧倒的
自分の肌が最も敏感になると感じる季節について調査しました。
その結果、「冬」が71.6%で最も多く、次いで「季節の変わり目(秋冬)」(52.3%)という結果になりました。空気の乾燥や暖房の使用により、冬場は肌バリア機能が低下しやすく、衣類素材による刺激を受けやすい状態になることが推察されます。
肌が敏感になる季節(複数回答可):
・冬:71.6%
・季節の変わり目(秋冬):52.3%
・季節の変わり目(春夏):38.7%
・夏:18.4%
・特にない:9.2%

■衣類ケアで実践していることは「柔軟剤の使用」が最多
肌への刺激を軽減するために、衣類のケアや着方で工夫していることを調査しました(複数回答可)。
その結果、「柔軟剤を使用している」が58.7%で最も多く、次いで「肌に直接触れないようインナーを着用」(53.2%)、「コットン素材の衣類を選ぶ」(46.8%)という結果になりました。一方、「特に何もしていない」と回答した方も21.3%おり、対策方法が分からない方も一定数いることが分かりました。
衣類ケア・対策(複数回答可):
・柔軟剤を使用している:58.7%
・肌に直接触れないようインナーを着用:53.2%
・コットン素材の衣類を選ぶ:46.8%
・保湿クリームを塗ってから着用:32.4%
・洗濯回数を増やす:18.6%
・特に何もしていない:21.3%

■調査まとめ
今回は、冬場の衣類素材による肌刺激の実態について調査しました。
その結果、8割以上の方が冬の「チクチク肌」を経験しており、特にウール素材への刺激感は約9割の方が実感していることが分かりました。最も刺激を感じる部位は「首まわり」で、冬は肌バリアが低下しやすい季節であることも明らかになりました。
衣類素材による肌刺激は、単なる不快感にとどまらず、かゆみや赤み、湿疹などの肌トラブルにつながる可能性もあります。適切なスキンケアと衣類選び、そして症状が続く場合は早めの皮膚科受診をおすすめいたします。
■医師コメント
アイシークリニック 高桑康太医師
「今回の調査で、冬場の衣類素材による肌刺激に悩んでいる方が非常に多いことが明らかになりました。
ウールや化学繊維による『チクチク感』の原因は、主に繊維の太さと肌への物理的刺激にあります。ウールの場合、繊維径が30ミクロン以上になると肌に刺激を感じやすくなると言われています。また、冬場は空気の乾燥や暖房の使用により、肌の水分量が低下し、バリア機能が弱まります。その結果、普段は気にならない衣類の刺激にも敏感に反応してしまうのです。
対策としては、まず十分な保湿ケアで肌バリアを整えることが基本です。セラミドやヒアルロン酸配合の保湿剤を入浴後すぐに塗布することで、肌の水分を保持できます。また、肌に直接触れる衣類はコットンやシルクなど刺激の少ない素材を選び、ウール製品は上から羽織るようにするとよいでしょう。
かゆみや赤みが続く場合、掻きむしることで症状が悪化し、湿疹や色素沈着につながることもあります。セルフケアで改善しない場合は、早めに皮膚科を受診されることをおすすめします。当院では、肌質や症状に合わせた保湿指導や、必要に応じた外用薬の処方、肌バリア改善のための美容皮膚科的アプローチなど、総合的なサポートを行っております。
冬のおしゃれを楽しみながら、健やかな肌を保つために。お気軽にご相談ください。」
クリニック情報
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所在地:東京都渋谷区代々木2-5-3 イマス葵ビル2階 アクセス:新宿駅南口より徒歩3分
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