徳島県鳴門市ではお正月を前におよそ300種類の「しめ縄」の出荷が最盛期を迎えています。
一つ一つ丁寧に編み込まれるのは縁起物としてお正月に飾られる「しめ縄」です。徳島県鳴門市の藤川商店では7月末から稲を刈り取る作業などが始まり、今月から「しめ縄」の出荷を始めました。編んだわらには「ウラジロ」と呼ばれる植物の葉や「橙」をつけ、傷まないように丁寧に包装します。徳島県内へは先端が反り返って海老の様に見える「えび締め」、関西へは細長く、まっすぐに締めあげた「牛蒡締め」など地域に合わせておよそ300種類の「しめ縄」が作られます。お正月の縁起物、「しめ縄」の出荷は関西・中四国を中心に今月28日まで行われます。