拉致問題の解決に向けたシンポジウムが開かれ、被害者の家族が早期解決を訴えました。
シンポジウムには、1977年に拉致された横田めぐみさんの弟・横田拓也さんや、拉致被害者・田口八重子さんの長男・飯塚耕一郎さんらが参加しました。
また、拉致問題について学んだ中高生たちの作文コンクールも開かれ、最優秀の作文が朗読されました。
横田めぐみさんの弟・横田拓也さん:
拉致事件発生から48年が経過した。(姉・めぐみが)どれだけ自由ない中で苦しい毎日を過ごしているかと考えると、北朝鮮の人質外交は許せません。(日本政府は)一刻も早く、日朝首脳会談を実現してください。
拉致問題を担当する木原官房長官も出席し、「高市政権にとって最重要課題」とした上で、「私が最後の担当大臣になるという強い覚悟を持って取り組む」と強調しました。