ベラルーシで拘束されていたノーベル平和賞の受賞者や日本人が釈放されました。
ロイター通信などによりますと、ベラルーシのルカシェンコ大統領は13日、服役中の外国人の政治犯ら123人に恩赦を与えました。
恩赦の対象には、2022年にノーベル平和賞を受賞したベラルーシの人権活動家、アレシ・ビャリャツキ氏が含まれているということです。
また、ベラルーシの人権団体によりますと、2024年に拘束された日本人の中西雅敏さんも恩赦の対象に含まれているということです。
中西さんは、2024年7月にスパイ容疑で拘束され、2025年3月に懲役7年の判決を受けていました。
今回の恩赦についてロイター通信は、アメリカによる制裁緩和との引き換えと伝えています。
リトアニア大使館によりますと13日、日本人1人が釈放されリトアニアに到着しました。
釈放された日本人は会話可能な状態だということです。
その後、駐リトアニア日本大使が面会をして2024年7月にベラルーシで拘束された日本人であることを確認したということです。
また、今回の釈放についてはアメリカ側の協力があったとして謝意を示しています。