福島県相馬市で水揚げされるトラフグの魅力を広めるイベントが、浜の駅 松川浦で行われた。

12月13日に行われた、相馬市産の天然トラフグ「福とら」のお披露目会。11月に相馬市のふるさと納税の返礼品として新たに登録されたことから、さらなる知名度向上につなげようと企画された。
近年、相馬沖では天然のトラフグの漁獲量が増えていて、相馬市の新たな「冬の味覚」として注目されている。
13日は、「福とら」の流通を手がける地元の水産業者が、ブランド化の背景や加工技術を紹介。また先週水揚げされた「福とら」の振る舞いも行われ、多くの人が相馬の海の恵みを味わっていた。

訪れた人は「子どもの頃はこの辺りでフグは全然獲れなかったのが、今になってこうやって名産にするぐらい獲れてきて、すごく楽しみが増えたなと思う」と喜んだ。
また浜の駅 松川浦の山田豊店長は「いま相馬が日本全国でも有数の水揚げになってる。『冬になれば相馬だね』というような形になってくれれば一番良いのかなと思っている」と期待を込めて話した。
浜の駅 松川浦や地元の水産事業者は、今後も連携しながら「福とら」の販路拡大に取り組みたいとしている。

福島テレビ
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