13日早朝、福岡市中央区の市道で、25歳の男性会社員がタクシーにはねられ、その後、死亡が確認されました。
警察は、59歳の運転手の男を逮捕し、当時の状況を調べています。
◆江川記者
「事故が起きたのは、『国体道路』から1本入ったこちらの道路です。現場、こちら引きずられた跡なんでしょうか、警察が念入りに調べています」
13日午前6時すぎ、福岡市中央区今泉で「道路に寝込んでいる男性をひいてしまった可能性がある」「顔面から出血している」と、タクシー運転手の男から110番通報がありました。
警察によりますと、タクシーは、国道から通称「インペックス通り」へ入った直後に会社員の坂口海夏大さん(25)をはね、坂口さんは、およそ1時間後に死亡しました。
警察は、運転手の小川正一容疑者(59)を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。
調べに対し小川容疑者は、「数百メートル先で車を停めて下を確認し、気付いた」などと話しているということです。
警察が、当時の状況を詳しく調べています。